木系猫砂の特徴とは?メリット・デメリットを解説

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猫砂には、鉱物系・紙系・シリカゲル系など、様々な種類があります。

そのなかでも、猫の体に優しい素材でできており、使い勝手が良いのが、木系の猫砂です。

この記事では木系猫砂の特徴や、メリット・デメリットを詳しく解説します。

目次

木系猫砂とは

猫砂の中でも木系猫砂と呼ばれるものは、ひのきやパイン材などの木材が主原料です。

木系の猫砂は、主に家具などを作った残りの木くずをリサイクルして作られており、木のいい香りがするのが特徴。

猫が砂をかくたびに木の香りがするので、飼い主さんもお部屋で森林浴をしているような気分になれます。

木系猫砂のメリット

木系猫砂のメリットは大きく分けて3つあります。

消臭効果が高い

木の猫砂は、消臭・脱臭効果が程よく高いです。木にはおしっこのイヤな臭いを吸収する作用があるので、脱臭効果も期待できるでしょう。人工的ではない自然な木の香りなので、臭いに敏感な人にもおすすめです。

使用後はトイレに流せるものもある

成分によりますが、純粋な木の砂であれば、トイレに流したり燃えるゴミとして処理ができます。

木系猫砂は天然素材を使っているため、水分を含むとほろほろと崩れます。ガチガチに固まることがないので、ガッチリ固まる猫砂が苦手な方は、木系の猫砂を試してみてはいかがでしょうか。

軽くて持ち運びが楽

木系の猫砂は、紙系の猫砂の次に軽い!

メーカーが同じ鉱物系の猫砂と比べても、3分の1くらいの軽さです。そのため、スーパーなどでまとめ買いをしても、それほど苦労せず持ち帰ることができるのも、木系猫砂のメリットといえますね。

木系猫砂のデメリット

メリットが多い木系の猫砂ですが、デメリットもあります。

まず、木系の猫砂はその性質上、砂の固まりがゆるい傾向があります。水分を含むと粉になる性質があるので、片付けに少々手間がかかるのも、デメリットのひとつ。砂が崩れるのがイヤ!という人には不向きの猫砂ですね。

更に、木系の猫砂は湿気にとても弱いです。特に梅雨時は湿気に注意しないと、たちまち品質が劣化してしまいます。じめじめした季節には、湿気とりを容器の中に入れたり、部屋の除湿をしたりして猫砂を湿気から守りましょう。

また、木系の猫砂はとても軽いので、猫が砂をかいた際に周囲に散らかりやすい傾向があります。砂を勢いよくかくタイプの猫ちゃんには、粒が大きく重い猫砂を選んであげましょう。

愛猫は今の猫砂に満足している?見分ける方法とは

愛猫が今の猫砂に満足しているのか、不安になることもありますよね。

そんな時はトイレの様子を観察してみましょう。猫には砂をかく習性がありますが、トイレの後で何度も砂をかいているなら、猫砂の感触が気に入っているサインです。

猫がトイレを気に入っていない場合、トイレのヘリに足をかけて用を足したり、トイレの後、猫砂をかけずにトイレから出てきたりします。

また、トイレ中に空中をひっかく仕草をしたり、壁・ヘリなどをガリガリかいたりする時も、トイレに満足していない可能性が高いです。

トイレが気に入らないと、猫はトイレ以外の場所で排泄したり、排泄を我慢してしまい、膀胱炎を起こすこともあるので、要注意。

愛猫の健康を守るためにも、猫砂は猫が好むタイプを使用し、トイレ環境を快適に整えてあげましょう。

 

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木系の猫砂で猫が喜ぶトイレを

砂をかく習性がある猫にとって、猫砂はとても大切なものです。

猫は泌尿器の病気になりやすいと言われているため、愛猫が末永く元気に暮らせるよう、猫砂にはこだわって選びたいもの。気に入った猫砂が見つかるまで、いくつかの種類を試してみるのもおすすめです。

特に、子猫の時期は色々なことに挑戦させたいので、トイレの環境をいろいろ変えて、ベストなトイレを見つけてあげましょう。

 

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この記事を書いた人

動物ケアスタッフ・トリマー ▶ 動物専門ライター|愛猫との暮らしで学んだ知識・経験を発信中|すべての愛猫家と猫たちが幸せになれますように

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