鉱物系猫砂の特徴とは?メリット・デメリットを解説

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猫砂には、鉱物系・紙系・木系・おから系など、様々な種類があります。

そのなかでも特に多くのメリットがあり、猫からの人気が高いのが鉱物系の猫砂です。

この記事では鉱物系猫砂の特徴や、メリット・デメリットを詳しく解説します。

目次

鉱物系猫砂とは

猫砂の中でも鉱物系と呼ばれるタイプは「ベントナイト」という鉱物が主原料です。

ベントナイトは粘土の仲間で、数百万年から数億年前の火山噴火によって堆積した火山灰が、温度や圧力、熱水などの影響を受けて生成されたもの。

ベントナイトには膨潤性や粘性など多くの特徴があり、猫砂以外にも土木建築や化粧品、医薬品など多くの分野で活用されています。

鉱物系猫砂のメリット

鉱物性猫砂のメリットは大きく分けて3つあります。

よく固まる

1つめは、吸水性がよくしっかりと固まることです。水分を含んだ部分ががっちり固まって崩れにくいため、掃除がしやすいと言えます。また、おしっこの量や回数もわかりやすいため、愛猫の健康管理にも役立つでしょう。

消臭効果が高い

2つめは、消臭効果がありニオイが気になりにくいことです。鉱物には目に見えないほど小さな穴が開いていて、ニオイを吸収する性質があります。愛猫との暮らしにニオイはつきものですが、鉱物系の猫砂にすることで気になるニオイを軽減できます。

猫が好みやすい

3つめは、感触が自然の砂に近く、猫が喜びやすいことです。鉱物系の猫砂は自然の砂に似た感触なので、猫が本能的に好みやすいのですね。

もちろん猫にもそれぞれ好みがあるため、すべての猫に当てはまるわけではありませんが、ほとんどの猫は鉱物系の猫砂が大好きです。

鉱物系猫砂のデメリット

メリットが多い鉱物系猫砂ですが、デメリットもあります。

まず、粒が細かいため、猫が砂をかく際に周囲に飛び散りやすいことです。また、埃が立ちやすいので、気になる人もいるかもしれません。

ただ、砂の飛び散りについては、トイレの形状を工夫することである程度は防げます。トイレは猫が砂をかきやすいよう、たっぷり入る深めのものを用意するといいでしょう。

このとき、トイレの入り口は出入りしやすいように低めの設計のものを選ぶのがおすすめです。

そのほか、自治体によっては燃えるゴミとして処分できないのもデメリット。

鉱物系の猫砂は燃えないゴミとして出す自治体が多いですが、分別のルールは自治体により異なるため、あらかじめ確認しておきましょう。

愛猫は鉱物系の猫砂に満足している?見分ける方法とは

鉱物系の猫砂を使用しているものの、愛猫が満足しているかどうか不安な場合、トイレの様子を観察してみましょう。猫には砂をかく習性がありますが、トイレの後で何度も砂をかいているなら、猫砂の感触が気に入っているサインです。

万が一、猫がトイレを気に入っていない場合、トイレのヘリに足をかけて用を足したり、トイレの後、猫砂をかけずにトイレから出てきたりします。

また、トイレ中に空中をひっかく仕草をしたり、壁・ヘリなどをガリガリかいたりする時も、トイレに満足していない可能性が高いです。

トイレが気に入らないと、猫はトイレ以外の場所で排泄したり、排泄を我慢してしまい、膀胱炎を起こすこともあるので、要注意。

愛猫の健康を守るためにも、猫砂は猫が好むタイプを使用し、トイレ環境を快適に整えてあげましょう。

 

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鉱物系の猫砂で猫が喜ぶトイレを

砂をかく習性がある猫にとって、猫砂はとても大切なものです。

猫は泌尿器の病気になりやすいと言われているため、愛猫が末永く元気に暮らせるよう、猫砂にはこだわって選びたいもの。

気に入った猫砂が見つかるまで、いくつかの種類を試してみるのもおすすめです。

特に子猫の場合はいろいろなことに挑戦したい時期なので、トイレの環境をいろいろ変えて、ベストなトイレを見つけてあげましょう。

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この記事を書いた人

動物ケアスタッフ・トリマー ▶ 動物専門ライター|愛猫との暮らしで学んだ知識・経験を発信中|すべての愛猫家と猫たちが幸せになれますように

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